
現在のことをあらわすbe動詞は am / is / are の3つです。それに対して、過去をあわらすbe動詞は was / were の2つがあります。これらはどのような違いがあるのでしょうか。
過去形のbe動詞
過去形のbe動詞は、前後の名詞がかつては同じであったことを表し、「〜だった」と言う意味になります。was / were の2種類があり、was はam / is の were は are の過去形となります。
・You / We / They + were:They were young. 「彼らは若かった」 ( They = young であった )
現在をあらわすのbe動詞と過去をあらわすbe動詞の比較
◯ 主語 + be動詞 (was / were) 〜:「〜だった」
一つめの文は現在をあらわすbe動詞を用いて Charlie = Student、つまりチャーリーが現在、生徒であることを明らかにしています。それに対して二つめの文は過去をあらわすbe動詞を用いることで「〜だった」という意味になります。今は Charlie = Student ではないが、かつては Charlie = Student であったことを示しています。
【 was 】
・Charlie was a student 「チャーリーは生徒だった」
【 were 】
・Lucy and Schroeder were a good friend. 「ルーシーとシュローダーはいい友達だった」
過去をあらわすbe動詞の疑問文
◯ be動詞 ( was / were) + 主語 〜?:「〜だったの?」
疑問文を作る場合は、was / were を文頭におきます。答える際には was / was not (wasn’t) か were / were not (weren’t) を答える人や物に合わせて用います。
- Yes, it was. / No, it was not (wasn’t). 「はい、美しかったよ/いいえ、美しくなかったよ」
・Were they young? 「彼らは若かったの?」
- Yes, they were. / No, they were not (weren’t). 「はい、若かったよ/いいえ、若くなかったよ」
過去をあらわすbe動詞の否定文:「〜でなかった」
◯ 主語 + be動詞 (was / were) + not 〜
否定文を作る場合は、was not (wasn’t) / were not (weren’t) を主語の後ろにおきます。
・They were not (weren’t) young. 「彼らは若くなかった」
be動詞を使う他の表現
(1)There was / were (〜があった、〜がいた)
◯ There was + 単数名詞 / There were + 複数名詞
・There were many birds behind the dog. 「その犬の後ろにはたくさんの黄色い鳥がいた」
(2)was / were + 動詞-ing(過去進行形)「〜していた」
◯ be動詞 (was /were) + 動詞-ing
・They were reading a book. 「彼らは本を読んでいた」