
一般動詞の過去形は動詞を変化させることによって表します。動詞の後ろにedをつける規則変化と動詞の形が不規則に変わる不規則変化の2種類があります。過去形は「〜した」という意味になります。
一般動詞の過去形
規則動詞
→ I watched a football game. 「私はサッカーの試合を見た」
不規則動詞
→ I ate cookies. 「私はクッキーを食べた」
一般動詞の過去形の作り方
過去形にした時に規則的に変化する動詞は以下のパターンがあります。
① edをつけるだけ
動詞の後ろにedをつけるだけの基本的なものです。規則変化同士のうちで最も多く、以下の②〜④以外はほぼこれに該当します。
・want → wanted
・visit → visited
② dをつける
動詞の最後がeで終わる場合は動詞の後ろにdのみをつけます。
・live → lived
・hope → hoped
③ yを消してiedをつける
動詞の最後が子音+yで終わる場合はyを消して後ろにiesをつけます。
・cry → cried
・try → tried
④ 最後の文字を重ねてedをつける
動詞の最後が短母音 + 子音の場合は単語の最後の文字を重ねてedをつけます。
長母音・二重母音 + 子音の場合は最後の母音を重ねないので注意が必要です。
・drop → dropped
・tap → tapped
⑤ 不規則に変化する
決まったパターンではなく、不規則に変化します。過去形にした際に不規則変化する動詞には以下のようなものがあります。
・eat → ate
・teach→ taught
一般動詞過去形の疑問文
◯ Did + 主語 + 一般動詞 〜?
一般動詞過去形の疑問文は文のはじめにdidをおきます。「〜したの?」という意味をあらわします。didを用いた疑問文においては肯定文で過去形となっていた一般動詞は元々の形に戻します。didを用いて質問された場合、did / did not (didn’t) を用いて答えます。
– Yes, I did. / No, I did not (didn’t). 「はい、みたよ/いいえ、見ていないよ」
・Did Linus eat cookies? 「ライナスはクッキーを食べたの?」
– Yes, he did. / No, he did not (didn’t). 「はい、食べたよ/いいえ、食べていないよ」
一般動詞過去形の否定文
◯ 主語 + did not (didn’t) + 一般動詞 〜
一般動詞過去形の否定文は動詞の前にdid not (didn’t) をおきます。「〜していない」という意味をあらわします。didを用いた否定文においては肯定文で過去形となっていた一般動詞は元々の形に戻します。
・Linus did not (didn’t) eat cookies. 「ライナスはクッキーを食べていない」