
今回は多くの英語学習者の方が間違えるポイント、 “Are you〜?” と “Do You〜?” の疑問文の使い分けについてです。学生さんだけでなく大人の方でも区別がついていない方が多いので、しっかり確認していきましょう。
Are you〜? と Do You〜? その違いは
Are you〜? と Do You〜? はどちらも疑問文ですが、元々の形はそれぞれ “You are〜.” とbe動詞を用いる形と “You + 一般動詞” という形になます。そのため “Are you〜?” は be動詞を用いた文に対して質問する時に用い、 “Do You〜?” は一般動詞を用いた文に対して質問するということがわかります。
Are you〜? の使い方
◯ Are you + 形容詞 / 名詞 / 進行形
(1)状態をたずねる(形容詞)
・Are you hungry? 「あなたはお腹が空いているの?」
(2)職業や身分をたずねる(名詞)
・Are you a student? 「あなたは学生なの?」
(3)進行中の動作をたずねる(進行形)
・Are you coming to the baseball match? 「野球の試合に来る予定なの?」
Do You〜?の使い方
◯ Do you + 動詞の原形
“Do You〜?” を用いた疑問文は一般動詞が用いられます。相手の行動や習慣についてたずねる際に用いられます。
◯ 習慣や動作をたずねる
・Do you play baseball? 「サッカーをするの?」
・Do you like baseball? 「野球が好きなの?」
それぞれの疑問に対しての答え方
“Are you〜?” を用いた疑問文と “Do You〜?” を用いた疑問文はどちらも Yes / No で答えることができます。それぞれの質問に対して答え方が異なりますので、答え方を覚えておきましょう。 “Are you〜?” の疑問文では be動詞を使って聞いていますので、 be動詞を使って答えます。この際の be動詞は主語に対応するものを用います。それに対して、 “Do You〜?” の疑問文に対する返答にはdoを用いて答えます。
– Yes, I am. / No, I am (I’m) not.
・Do you play baseball?
– Yes, I do. / No, I do not (don’t).