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単語は訳して覚えない方がいいってホント?

 外国語を学習する上で単語の学習を避けては通れません。単語学習の際に使われる単語帳はほとんどのものが日本語との対比になっています。英語の場合は英単語を見て日本語を答えたり、その逆をやるという方法をしている方が多いのではないでしょうか。



単語はイメージ法で覚える

 単語を覚える際は極力母語を排除して覚えるイメージ法が外国語を外国語で理解するために役立ちます。単語を訳さないで覚えるために下の図のex.1のように、「apple」→「りんご」·「りんご」→「apple」と覚えるのではなく、ex.2のように、「apple」→「(りんごの絵や写真などイメージ)」·「(りんごの絵や写真などイメージ)」 →「apple」 という風に覚えます。外国語とイメージを関連づけることによって母語の介入を絶つことができ、外国語を外国語のままスムーズにに理解できるようになります。



他の言語同士でもイメージ法は役立つ

 他の言語と関連づける際にも言葉と言葉をリンクさせるのではなく、イメージ同士を繋げるようにすると、母語を介入させていちいち翻訳するよりも、異なる言語間の切り替えがよりスムーズになるようです。


【翻訳法】りんご ➡︎ apple りんご ➡︎ mela りんご ➡︎ 사과 りんご ➡︎ 蘋果 りんご ➡︎ pomme
【イメージ法】apple ➡︎ 🍎 ➡︎ pomme ➡︎ 🍎 ➡︎ 蘋果 ➡︎ 🍎 ➡︎ 사과< ➡︎ 🍎 ➡︎ mela


効率よく覚えた単語を活用するために

  外国語の単語とイメージをリンクさせる方法に慣れるまでは少し苦労するかもしれません。しかし、何度もイメージで覚えているうちに、訳して覚えるより効率よく母語に近い形で覚えた単語を活かせるようになります。諦めずにトレーニングを続けましょう。



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学生時代は英語が一番の苦手教科だったにも関わらず、とある出来事がきっかけとなり言語の魅力に取り憑かれる。現在は、子供から大人まで言語の指導にあたりつつ、自身も数カ国語を学ぶ日々を過ごす。