外国語学習は年齢的な限界があるから若いうちに学ばないといけないという話をよく耳にします。日本の学校教育においても早い段階から英語に触れさせることが目的で小学校での英語教育が行われています。本当に言語の習得は若いうちにしかできないのでしょうか。
やはり早いうちがいい
ある特定の外国語を母語と同じレベルで習得するにはその言語の学習を早く始めるのがベストです。一般的に若い人の方が物事を覚えるスピードが早いことからも否定できません。しかし、歳をとって覚えるスピードが遅くなったとしても新しい言語の習得が不可能になるわけではありません。現に私も新しい言語を学んで日々成長を実感していますし、ハイパーポリグロットであるSteve Kaufman氏は現在70代ですが、新しい言語の獲得に日々取り組んでいます。
限界は自分で作ってしまうもの
自分の言語の学習過程を研究しているKaufman氏や、外国語学習が生活の一部となっている私のような方は学習すること自体に楽しさを感じており自分の限界を感じることは少ないでしょう。しかし、外国語学習を始めたばかりでどうすればいいかわからなかったり思い描いた結果が見えなかったりするなど、外国語学習に苦しんでいる方は学習を楽しむことよりも成長できない理由や限界を作り出してしまっていることが多いのです。
諦めなければ何歳でもできる
ヒトの脳は何歳になっても新しい言語を覚えることができます。自分で限界を定めず外国語学習を楽しみましょう。諦めなければ新しい言語の取得は必ずできます。常に学び続ける気持ちを持ち続け頑張りましょう。
オススメ書籍
第二言語習得理論の視点からみた 早期英語教育に関する研究 小学校英語教育に対する提言の試み 新品価格
¥2,200から
(2024/10/7 00:11時点)
子どもの英語教育はあせらなくて大丈夫!: 12ヵ国語を操る世界的数学者が、今伝えたい、子育てで本当に優先すべきこと 新品価格
¥1,540から
(2024/10/7 00:11時点)