ロシア語の語順

主語 + 動詞 +目的語
ロシア語の基本的な語順は「主語 + 動詞 +目的語(SVO)」です。格変化があるため、語順が入れ替わっても意味が通じます。
・Я люблю тебя.
(ヤ リュブリュー チビャー)
「私はあなたを愛している」
・Он читает книгу.
(オン チターユト クニーグ)
「彼は本を読んでいる」
◯語順が変わった場合
・Книгу читает он.
(クニーグ チターユト オン)
「本を読んでいるのは彼だ」
名詞の性と格変化

ロシア語の名詞には性(男性・女性・中性)があり、6つの格変化があるのが特徴です。
・男性:子音、 -й:стол(ストール)「机」
・女性:-а、 -я:книга(クニーガ)「本」
・中性::окно(アクノー)「窓」
◯格変化
ロシア語の名詞は文の役割によって語尾が6つに変化します。
・主格「〜は(主語)」:книга 「本は」
・与格「〜に」:книге 「本に」
・対格「〜を(目的語)」:книгу「本を」
・造格「〜で(手段)」:книгой 「本で」
・前置格「〜について」:книге 「本について」
・Это книга.
(エータ クニーガ)
「これは本だ」(主格)
・Нет книги.
(ニェット クニーギ)
「本がない」(生格)
・Я читаю книгу.
(ヤ チターユ クニーグ)
「私は本を読んでいる」(対格)
動詞の活用

ロシア語の動詞は、主語の認証により語尾が変わります。
◯говорить「話す」の現在形活用
・я「私」+ говорю
・ты「君」+ говоришь
・он/она/оно「彼/彼女/それ」+ говорит
・мы「私たち」+ говорим
・вы「あなたたち」+ говорите
・они「彼ら」+ говорят
・Я говорю по-русски.
(ヤ ガヴァリュ パ・ルースキ)
「私はロシア語を話す」
・Они говорят по-английски.
(アニー ガヴァリャート パ・アングリースキ)
「彼らは英語を話す」
否定文

否定文は「не」 を動詞の前に置きます。
・Я не говорю по-французски.
(ヤ ニ ガヴァリュ パ・フランツースキ)
「私はフランス語を話さない」
・Он не дома.
(オン ニ ドーマ)
「彼は家にいない」
疑問文

疑問文は語順を変えずに語尾のイントネーションをあげます。
・Ты говоришь по-русски?
(ティ ガヴァリーシュ パ・ルースキ)
「君はロシア語を話せる?」
・Он дома?
(オン ドーマ)
「彼は家にいるの?」
形容詞の語順

ロシア語の形容詞は名詞の前に置かれます。
例)красивый「美しい」+ дом「家」
・男性:Красивый дом.
(クラシーヴィイ ドーム)
「美しい家」
・女性:Красивая девушка.
(クラシーヴァヤ ヂェーヴシュカ)
「美しい少女」
・中性:Красивое озеро.
(クラシーヴァエ オーゼラ)
「美しい湖」
よく使う表現

・Я хочу кофе.
(ヤ ハチュー コーフィ)
「私はコーヒーが欲しい」
◯должен:「~しなければならない」
・Я должен учиться.
(ヤ ドールジェン ウチーッツァ)
「私は勉強しなければならない」
◯мочь:「~できる」
・Ты можешь помочь?
(ティ モージシュ パマーチ)
「手伝ってくれる?」







































