文法事項の名称

それぞれの文法事項はアルファベット一文字で以下のように表されます。
◯S(Subject):主語 → 文の中で主体となる語
◯V(Verb):動詞 → 動作や状態を表す品詞
◯O(Object):目的語 → 動作の対象を表す語
◯C(Complement):補語 → 主語や目的語を説明する語
第1文型(SV):「主語 + 動詞」

S(主語)とV(動詞)だけで成り立つシンプルな構成の文で、動詞は自動詞(後ろに目的語を取らないもの:run、sleep、cry、work等)を用います。また、動詞の後ろに副詞や前置詞といった修飾語をつけることもあります。
・Lucy runs.
「ルーシーは走る」
・The boy cried.
「男の子が泣いた」
・Charlie studies hard.
「チャーリーは一所懸命勉強する」
・My mother works hard.
「私の母はよく働く」
第2文型(SVC):「主語 + 動詞 + 補語」

S(主語)+ V(動詞)+ C(補語)で成り立つ構成の文です。S = Cとなり、それぞれ同じものを示します。また、Vにはbe動詞や状態動詞(状態を表す動詞:become、look、seem、taste、feelなど)が、Cはに名詞や形容詞が用いられます。
・I am Charlie
「私はチャーリーだ」
・We become a friend.
「私たちは友達になった」
・Patty looks sad.
「パティーは悲しそうに見える」
第3文型(SVO):「主語 + 動詞 + 目的語」

S(主語)+ V(動詞)+ O(目的語)で成り立つ構成の文です。Vの後に他動詞(「何を?」を表し、目的語を必要とする動詞)が続きます。Oは、名詞や代名詞が置かれます。
・I like coffee.
「私はコーヒーが好きだ」
・Sally reads a book.
「サリーは本を読む」
・We play football.
「私たちはフットボールをする」
・Charlie bought a TV.
「チャーリーはテレビを買った」
第4文型(SVOO):「主語 + 動詞 + 目的語 + 目的語」

S(主語)+ V(動詞)+ O(目的語:人)+ O(目的語:物)の構成の文です。 S(誰が)+ V(〜した)+ O(誰に)+ O(何を)のという順番で、「誰かに何かをする(与える)」などのイメージです。よく使われるVには、「give、tell、send、make」などがあります。
・Lucy gave me a present.
「ルーシーは私にプレゼントをくれた」
・I sent Linus an email.
「私はライナスにメールを送った」
・My mother made me a cake.
「母は私にケーキを作ってくれた」
※toやforを用いると第3文型に言い換えることができます。
→ Lucy gave a present tome.
→ My mother made a cake for me.
第5文型(SVOC):「主語 + 動詞 + 目的語 + 補語」
S(主語)+ V(動詞)+ O(目的語)+ C(補語)の構成の文です。CはOを説明するので「OをCとする」というイメージです。よく使われるV には「make、call、find」などがあります。
・Rerun made me happy.
「リランは私を幸せにした」
・We call Charlie Chuck.
「私たちはチャーリーをチャックと呼ぶ」
・I want you to help me.
「私はあなたに手伝ってほしい」
※「to + 動詞の原形」を用いて「〜いてほしい」という意味になることもあります。
・I want you to go.
「私はあなたに行ってほしい」








































