英語基礎【過去形】をマスター!

 過去形とは今より前のことをあらわす表現です。つまり「〜する」ではなく「〜した」ということをあらわします。

一般動詞過去形

一般動詞を用いた過去形の文は動詞を変化させて作ります。動詞を変化させる際にはの動詞の後ろにedをつけて規則的に変化するものと動詞の形を変え不規則に変化するものの2つのパターンがあります。この文はすでに終わったことをあらわす表現になります。

<規則変化>
・I play baseball.
→I played baseball.
<不規則変化>
・I eat breakfast.
→I ate breakfast.

edのつけ方

規則変化動詞へのedのつけ方には以下のパターンがあります。

① edをつけるだけ
動詞の後ろにedをつけるだけの基本的なものです。規則変化同士のうちで最も多く、以下の②〜④以外はほぼこれに該当します。
・play → played
・want → wanted
・visit → visited
② dをつける
動詞の最後がeで終わる場合は動詞の後ろにdのみをつけます。
・use → used
・live → lived
・hope → hoped
③ yを消してiedをつける。
動詞の最後が子音+yで終わる場合はyを消して後ろにiesをつけます。
・study → studied
・cry → cried
・try → tried
④ 最後の文字を重ねてedをつける。
動詞の最後が短母音 + 子音の場合は単語の最後の文字を重ねてedをつけます。長母音・二重母音 + 子音の場合は最後の母音を重ねないので注意が必要です。
・stop →stopped
・drop → dropped
・tap → tapped

主な不規則変化動詞

不規則変化には使用頻度の高い動詞が多くあります。下にまとめたものは、普段よく使うものなので覚えましょう。

・come → came
・eat → ate
・get → get
・go → went
・have → had
・make → made
・take → took

一般動詞過去形の疑問文

一般動詞過去形の疑問文はdidを用います。didを文頭におき、Did you ~? のような形にすることで「あなたは〜したの?」とたずねることができます。疑問文にする際にはedなどをつけて変化させた動詞は元々の形に戻します。また、答えるときはdid / did not (didn’t) を用いて答えます。

・You played baseball.
→ Did you play baseball?
– Yes, I did. / No, I didn’t.・Charlie ate pizza.
→Did Charlie eat pizza?
– Yes, he did. / No, he didn’t.

一般動詞過去形の否定文

一般動詞過去形の疑問文はdid not (didn’t) を用います。did not (didn’t) を動詞の前におき、You did not 動詞 ~. という形にすることで「あなたは〜していない」とすることができます。否定文にする際はedなどをつけて変化させた動詞は元々の形に戻します。

・You played baseball.
→ You did not (didn’t) play baseball.・Charlie ate pizza.
→Charlie did not (didn’t) eat pizza.

be動詞の過去形

be動詞を用いた過去形の文はbe動詞を過去の形に変化させて「〜だった」という形をあらわします。am / is は was に are はwere という形に変化させます。これらの文は過去の状態について説明します。

・I am sick.
→ I was sick.・Miss Othmar is our teacher.
→ Miss Othmar was our teacher.

・You are a member of the football team.
→ You were a member of the football team.

be動詞の過去形の疑問文

be動詞を用いた過去形の疑問文はbe動詞の過去形 (was / were) を文頭において作ります。答える際にはwas / was not (wasn’t) を用いて答えます。

・Miss Othmar was Linus’s teacher.
→ Was Miss Othmar Linus’s teacher?
– Yes, she was. / No, she was not (wasn’t).

be動詞の過去形の否定文

be動詞を用いた過去形の否定文はbe動詞の過去形 (was / were)の後ろに not をおいてwas not (wasn’t) / were not (weren’t)の形にして作ります。

・Miss Othmar was Charie’s teacher.
→ Miss Othmar was not (wasn’t) Charie’s teacher.

過去進行形の文

過去のある時点での動作はbe動詞の過去形 (was / were) の後ろに動詞のing形をおいた形であらわします。現在進行形が「〜している」と言う意味をあらわすのに対して、過去進行形は「〜していた」という意味をあらわします。

・I am reading a book.
→ I was reading a book.
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    学生時代は英語が一番の苦手教科だったにも関わらず、とある出来事がきっかけとなり言語の魅力に取り憑かれる。現在は、子供から大人まで言語の指導にあたりつつ、自身も数カ国語を学ぶ日々を過ごす。

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